イメージで判断すると損!? 気をつけたいポイント

自己啓発
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イメージで損することってないですか。あの人はあまり良くないイメージと思い、接してみると意外にもいい人だったみたいなこと。

そんな状態で損することもあるので、ここだけは気をつけたいという部分について触れていきます。

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イメージで判断することって多くない?

身近で考えてもらいたいのですが、よくイメージで判断してしまうことって多くないですか。

例えば、大企業だから安心と思って、商品を購入してみたけど、思ったより良くなかったみたいなことです。

宣伝・広告をしっかりとしているし、大企業だからというイメージで購入してみたはいいもの、自分の思っているものとは違うというのはよくある話ですね。

他にもあの人怖そうなイメージだから、近寄りたくないなと思っていたが、実際に接してみるととてもいい人じゃないかと印象が一気に変わることってありますよね。

このように経験したことがないことをイメージで判断してしまうことって多いと思うんですよ。

イメージがあるとなんかいいよなと思う気分とかありませんか。

イメージとは

イメージって実際にはどういうことなのかと疑問に至りますよね。辞書で引いてみることにしました。

心の中思い浮かべる姿や情景心象形象イマージュ。 「美しい-を描く」 「インドは暑い国という-がある」②心の中思い描くこと。 「 -していたもの実際は全く違った」③ 〘心〙 目の前にない対象直観的具体的に思い描いた像。 「視覚的-」この辞書でみんなが調べていることば

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簡単に言うと、イメージって心のなかで思っていることで、いわばフィルターみたいなものなんです。

一度も触れたことがないけど、こうであろうと考えて安心しているみたいなものなんです。

つまり、その物事の本質がわからない状態で、判断しているということなんです。

まあ、安定剤的な役割を果たしているとも言えるんですよ。

だって、使ったことがないものに対して、仮定的な考えで不安をなくしているみたいなものですからね。

イメージによる判断が仇となることとは!?

よく本質を見ずにイメージで話す人っていますよね。北海道は絶対に涼しいとか、東京は都会とかです。

実際にいってみると北海道でも暑いときは暑いですし、東京にも田舎風景の場所も存在します。

あくまでも東京23区が都会という感じでビルが密集しているだけであって、八王子や高尾山の方まで行けば自然もあります。

つまり、イメージって一部を切り取って判断しているに過ぎないのです。実際にいってみるとイメージと違うなんてよくある話です。

最近では避暑地と言われる場所も夏は暑くなっていますし、田舎と言われていた地域が都会化になることもあります。逆に都会だった場所が廃れていくことも多くあります。

でも、イメージっていつまでも頭の中に残り続けるので、事実という部分がアップデートされないことも多くあります

それによって、フィルターがかかった状態で話してしまうわけです。それがとても危険です。

これは政治でも、経済でも、何でもそうなんです。イメージで話していると事実と異なることがあったときに大変です。

イメージと感覚の違いって

実際イメージと感覚の違いが何かという話になりますよね。イメージは良くない。でも感覚はどうなんだと。

そもそも感覚とはどういうことなのでしょうかね。

① 目・耳・鼻・皮膚・舌などが身体の内外から受けた刺激感じ取る働きまた、感じ取った色・音・におい・温度など。哲学的には、感覚は知覚構成分であり、まだ意味づけられていないものとして知覚とは区別される。 「寒さで-がなくなる」 → 五感② (美醜善悪など物事について)感じとること。また、感じとる心の働き感受性感じ方。 「色彩-」 「 -が古い」 「新しい-の服」 「金銭対する-が麻痺(まひ)している」 「悲哀を-する心も/小説神髄逍遥」 〔幕末から明治初期にかけての、sensation などの訳語

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感覚とイメージの違いについて辞書でひいてみましたが、実際に体験しているかどうかという部分が大きいと言えそうです。

イメージと感覚の違いは五感で感じていたり、その場に行ったりと経験をすることで感じるのが感覚で、脳内で考えて作られたものがイメージというわけです。

これは今までの人生経験が元になっていることが多いので、イメージは人によって異なるとも言えるでしょう。

イメージで判断しないように気をつけたいこと

イメージで判断しないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。それはいくつかあります。

1.イメージを鵜呑みにしない

イメージとは思っていることや経験から生み出されていくみたいな話をしてきました。そして、イメージによってカテゴリーされることもあります。

例えば、「あの人顔つきが悪いから悪い子としてそう」というのは今までの経験から培ったイメージ(思い)であって、その人が本当にそうであるかという真実ではないということです。

つまり、イメージが先行していくとフィルターが掛かった状態で物事を見ることになります。

それがかえって危険な状態へと導くことになります。

なぜか、それはそうであるはずという思いでいるため、そうでなくてもそう捉えてしまうことになるのです。

例えば、人を見る際にこの人は性格が悪いと思いながら見ていると、その人の悪い部分しか見なくなり、「この人が性格が悪い」というレッテルを張ってしまうことになります。

それは中身を見ずに判断することはとても危険です。

2.本当はどうなのかという疑いを持つ

疑いをもつことは先程のイメージを鵜呑みにしないと関連しています。

1つの情報をあてにすることも危険と言えるでしょう。よくあるのが、1つの情報から判断して、イメージを形成してしまうことです。

その情報がデマか、嘘である、改ざんされているという部分を見ずに判断してしまうと騙されたり、こんなはずではなかったということになってしまいます。

なるべく、判断材料は多く持つことをおすすめします。これが会社内でのことでもいるでしょう。

例えば

Aさんは普通の会社員だとします。そこにとある企業の営業マンBが営業をしに来たときに、この人はとてもいい人だと判断したとします。
なぜなら、スーツをきており、清潔感があり好印象だったからです。

そこで、Aさんは営業マンBが案内してきたサービスの話など上の空でサービスを契約してしまったのです。

Aさんはスーツをきており、清潔感がある人は悪い人ではない、きっといいサービスを提供してくれるはずだというイメージによる固定概念があったのです。

それにより、理不尽な契約をさせられてしまった事になりました。

この話のポイントとして、清潔感がある人は安全という考えです。このAさんはイメージで考えてしまったのです。こんな人が悪いわけがないと。

あれ、このような話、ニュースでもありますよね。殺人があった際にも「あの人がこんなことをする人には見えなかった」という部分です。

つまり、イメージでは判断しきれないことがいっぱいあるということを気づいてほしいのです。

1人の意見、1つの判断基準によって、誰かに影響を与えるということを。

だから、本当に正しいのかを疑い、調査することや見抜くことが必要になってくるわけです。

まとめ

今回の内容は一定のことではなく、ふわっとした内容でお届けしてします。

イメージがどんなものか、それによってどんなことが起きるのかという部分で話を展開しています。

ただし、ここで1つポイントとして、言えることがあります。

人は見かけによらないということです。あの人は安全であるというカテゴリーはかえって危険だということも言えます。

だからこそ、1つの判断基準や情報だけでなく、複数の情報を元に判断していくことが、自己で決定していくことにも繋がります。

イメージというのは安易な判断材料としては危険性が高いため、確実となる事実を収集することが今後必要となってくるでしょう。

今の時代は、ネットである程度の生の情報を仕入れることが可能となっています。

しかし、ツイッターなどで個人がかんたんに発信できる内容を鵜呑みにしないようにしましょうね。

それにより、簡単に死に追い込むことだってできてしまいますから。

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